狭山市事業所防犯協議会の第36回定期総会が新狭山のアズグレイスにて令和元年5月20日(月)に行われました。
本総会にて長年会長を務められた後藤氏から新会長として照沼氏にバトンが渡され狭山市事業所防犯協議会は新体制となってスタートしました。退任された後藤氏には狭山警察署より特別地域安全功労者表彰が送られました。
狭山警察署から塚本所長にもご参加いただきました。
総会の中では日頃から事業所として防犯活動に取り組んでいる企業15社が地域安全功労表彰対象企業として表彰されました。
受賞企業:(株)アイコンサルタント、(有)小沢製作所、クボタ設備(株)、(株)埼玉成光、狭山不動産(株)、(有)大松、(株)ツユキ、シチズン時計マニュファクチャリング(株)、(有)田菊米穀店、(有)田辺新聞店、(有)原田材木店、(株)ホンダカーズ埼玉西新狭山店、松本工業(株)吉松建設工業(株)、理光企画(株) 以上(敬称略)
令和という新しい時代を迎え、人事も一新し、今後も狭山警察署と地域の企業が連携して防犯の啓蒙により安全な地域づくりに寄与していきます。
平成30年度研修事業として事業所防犯協議会に所属する狭山の事業所会員が参加する視察研修会を開催しました。
15名の会員が参加し、東京都三鷹市にあるSECOMセキュアデータセンターを訪問し、SECOMのデータ監視の様子を視察しデータセキュリティへの取り組みを学びました。
お昼は府中市の紅葉の深大寺前にてお蕎麦を頂き、その後府中刑務所にて矯正施設の取り組みとその施設を学びました。
(府中刑務所庁舎前での集合写真と巣鴨監獄中門前で説明を聞く会員)
事業所防犯協議会では年に1回狭山地区、入間地区それぞれで防犯をテーマにした視察研修会を開催し、国内の様々な施設を訪問することで防犯意識の向上を行っています。
毎年入間市・狭山市の事業所防犯協議会が開催している不当要求防止責任者講習会が10月26日入間市市民会館にて開催されました。
今回は入間市が主管となり会場を用意し、入間市・狭山市の事業所からおよそ60名の参加者により開催されました。
この講習会は暴力団対策法に基づいて実施されているもので、埼玉県暴力追放・薬物乱用防止センターより講師を招き、各事業所から選任された「不当要求防止責任者」に対して講習を行う事で、その事業所に不当要求や暴力団系組織からの嫌がらせなどへの対抗処置などを身に着けるものです。
受講終了後には、埼玉県公安員会が発行する終了証が手渡され、事業所での不当要求防止責任者としての講習を受けていることの証明となります。
同時に事業所入り口などに掲げる「不当要求防止責任者選任済之証」ステッカーが配布されます。
講習会では、不当要求に対する教本やDVDビデオなどを用いて事業所に係ってくる電話や直接訪問してくる暴力団関係者などへの対策を学び、講師からは近年の暴力団の活動状況や勢力、構成、組織などについての情報や様々な事案なども情報提供され、有事の際の備えとして有益なものとなっています。