令和5年の新春講演会・意見交換会開催
狭山市事業所防犯協議会の新春講演会を令和5年1月25日に開催いたしました。
本団体は狭山警察署管内である狭山市・入間市の事業者が集まり、防犯活動を行っているため、本来であれば狭山市・入間市合同で行われている新春の集いですが、コロナ禍により少ない人数での開催とするため、本年についてはそれぞれ単独で行う運びとなりました。
冒頭照沼会長のあいさつでは、狭山署管内での特殊詐欺発生件数が県内NO.1になるという不名誉な状況になり、今後も継続的な周囲への注意喚起が必要であると、地域の事業者としての役割を再確認しました。
来賓としてお越しいただいた狭山市役所市民部部長田中様からは、令和5年に入るとすぐに、市内で銃撃事件なども発生し、全国的にも凶悪な犯罪が発生していることから、より一層本会と行政とが連携を密に情報交換を行っていく事で安全なまちづくりにつなげていきたいと語りました。
続いて、狭山警察署生活安全課課長の小池様より「防犯の近況及び管内の治安情勢について」の講演が行われました。狭山署管内では、やはり依然として減らない特殊詐欺事件や、自動車の窃盗などが大きな課題となっています。また子供に対する声かけ事案は少子化になり子どもの数は減ってきているにも関わらず、その件数は減少していないという状況にあり、下校・帰宅時が狙われやすいため、その時間帯での地域の見守りが必要、地域の事業所としての協力を呼びかけました。講演の後半では、企業が直面しているサイバーセキュリティについてのDVDによる情報提供が行われました。
意見交換会からは小谷野市長も参加し、ここ数日埼玉県内に届いている学校への脅迫事案などについての情報提供が行われ、参加した多くの事業者と直接意見交換されていました。
事業所防犯協議会では、狭山市内の事業者と警察署、行政が集い防犯に関する情報交換を行っています。
更に多くの事業所の方々が参加されることで、より安全な街づくりに繋がります。入会希望の事業者様はこちらからご連絡ください。