入間市・狭山市の事業所防犯協議会が毎年合同で開催している新春講演会が開催されました。
今年は入間が主幹となって狭山市のAZGRACE(アズグレイス)にてr両市から多くの事業所が参加し、新年最初の学びと懇親の場として行われました。
会の冒頭では狭山警察署生活安全課長森田様より「防犯の近況」についての講和がありました。犯罪の形態は従来のものから振り込め詐欺などの特殊詐欺事件などへと移行し、また狭山警察署管内でも多くのフィッシング詐欺やネット詐欺などのサイバー犯罪も多く報告されるようになってきているようです。
(狭山警察署森田課長)
主催者挨拶として、入間市事業所防犯協議会小野会長より、新年のあいさつの中で2020年の幕開けと共に懸念されるコロナウィルスやそれに関連したパニックへの懸念、事業所への不当要求などの話題が取り上げられました。
(小野会長)
入間市事業所防犯協議会は、多年にわたる暴力追放と薬物乱用防止活動を積極的に推進したとして、埼玉県警から表彰された旨も報告されました。
来賓を代表しての入間市田中市長、狭山市小谷野市長からもご挨拶を頂きました。
講演会では、狭山警察署長 塚本様から「管内の治安情勢」について発生状況や今後の展開などについてお話しいただきました。ここ数年、全体的犯罪の中で目立つのが振り込め詐欺などの特殊詐欺被害で、その防止策がなかなか見つからないということで、当事業所防犯協議会とも連携して犯罪抑止策を構築していきたいということでした。更に、社会的問題にもなっている児童虐待やDV、オリンピックを控えテロ対策など、様々な問題について言及され、掲載だけでく、事業所、地域、市民などが協力していく事の大切さも話されていました。
毎年入間市・狭山市の事業所防犯協議会が開催している不当要求防止責任者講習会が10月26日入間市市民会館にて開催されました。
今回は入間市が主管となり会場を用意し、入間市・狭山市の事業所からおよそ60名の参加者により開催されました。
この講習会は暴力団対策法に基づいて実施されているもので、埼玉県暴力追放・薬物乱用防止センターより講師を招き、各事業所から選任された「不当要求防止責任者」に対して講習を行う事で、その事業所に不当要求や暴力団系組織からの嫌がらせなどへの対抗処置などを身に着けるものです。
受講終了後には、埼玉県公安員会が発行する終了証が手渡され、事業所での不当要求防止責任者としての講習を受けていることの証明となります。
同時に事業所入り口などに掲げる「不当要求防止責任者選任済之証」ステッカーが配布されます。
講習会では、不当要求に対する教本やDVDビデオなどを用いて事業所に係ってくる電話や直接訪問してくる暴力団関係者などへの対策を学び、講師からは近年の暴力団の活動状況や勢力、構成、組織などについての情報や様々な事案なども情報提供され、有事の際の備えとして有益なものとなっています。